迷妄ジャーナル

minokitiの脳内だだもれ、個人的な記録。

項羽と劉邦ブーム。

今、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を読んでいる。(2周目)もともとはHULUで観た『項羽と劉邦』というドラマが面白くて、人生初・中国史にドはまり。今まで、中国史は名前が覚えられなかったので(もともと固有名詞を正しく覚えるのが苦手。文字は図形として覚えるから似た名前&漢字の中国史は嫌いだった…)、ずっと三国志もなにも手に触れてこなかった。でもドラマのキャラがわかりやすかったからか、今回はどっぷりハマっている。

この時代を読むのなら、欠かせない重要人物が始皇帝。私がちょうどハマったタイミングを見計らってか(絶対違う)、国立博物館兵馬俑展が来ていたので行ってきた。

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兵馬俑展みれた。

人間サイズと聞いていたのだけど、おもっていたほどちびじゃない。もし馬サイズがそのままなら、サラブレッドよりは小型っぽい。(確かヒストリエによれば、当時の馬は小さかったはずだから、想定サイズにおさまる)

この人形たちをみていると、中国人らしい顔って当時から全然かわってないんだね。しかし、この中に楚人とか韓の人とかいたわけだよね?どれがどれだ……そこまでわかれば、もうちょっとテンションがあがったのに。

人形よりもすごかったのが装飾品。こまやかな模様、ゴージャスな首輪など、紀元前とはいえ文明発達しまくっていた中国。さすが〜。弥生土器と全然違うっぽいぞ。でもよく考えたら、同時代、ローマでも道が出来ていたりしてあちらの文明も結構発達してたこと考えると、そんなものか?

項羽と劉邦』ブームがきてから気になるのが、あなうめ(生き埋め)のはなし。でも昔はあなうめどころか、お偉いさんの墓では殉死させてたんだよね。日本もある時代まではやってたらしいし(首から上だけ出してとかいう、結構えぐそうな)。そんなところを知りたいので、ぜひ次は殷墟から出てきたモノを展示して欲しいなあ。どんな風に殉葬されていたとか再現してほしいけど、えぐいからNGかな。ネット情報だけだと断片すぎて全体像が把握できない。(図書館行けばいいだけだけど…)

あと当時の刑罰についても興味あるんだよね。えぐすぎて寝れなくなりそうだけど。どうして、そこまでえぐいことができたのだろう。そのうち日本に伝わったもの、日本ではあまり行われなかったものとか調べたい。

興味があるといえば、楚人にはとても興味がある。項羽がそうだよね。刺青の文化があるとか、稲作を日本に伝えたのはこのあたりの人とか、タイ語系の言葉だったとか……。どんな人たちだったのだろう。そして楚人冠というのは関中と違ったと書いてあったので、どう違うのか知りたいなあ。(だから図書館行けよ、とね…時間ほしいね)